共同開発のフロー(例)
打ち合わせ
お客様がどのような課題をお持ちなのか、営業担当者が窓口となり、必要に応じて技術者がお供してお客様のもとに訪問させていただく等により、お客様の製剤化の課題についての問題意識を共有させていただきます。
社内カンファレンス・検討・試作計画の策定
お客様との打合せに基づき、社内担当部署内でも情報を共有化し、検討・試作計画を立てます。製剤化のみならず、その後の評価方法も併せて検討します。
処方検討及び試作
策定した計画に基づき、必要に応じて処方検討を行い、試作を実施します。
評価
試作実施の結果を受けて、①製剤性の評価、②試作品の物としての評価、③必要に応じて成分分析等の化学的評価、④必要に応じて物性評価、などを行います。
改善すべき課題の検討・評価
評価結果を受けて、更なる改善が必要かどうか、検討します。改善必要なら、再度検討・試作を行ったり、お客様と再協議して検討計画の見直しなどを行います。
セクション紹介
処方検討
使用経験のない素材や、経験の少ない処方などの場合には、試作などの実施前に、小規模でビーカーテストなど行います。
試作
試作を実施します。当社イノベーションセンターでは、適宜小スケールの試作等についてスムーズに小回りの利く対応が可能なように、試作専用の設備を完備しております。
各種検査
出来上がった試作品について、形状や単位重量などの一般的な評価試験のほか、必要に応じて化学分析や物性評価など行います。
最先端の研究を実現する、高度な設備機器
① 3D X線顕微鏡
② 示差熱熱重量同時測定装置
示差走査熱量計
③ 微粒子物性評価装置
④ デジタルマイクロスコープ+
超深度マルチアングル観測システム